「立ち耳」というのは、耳が後方に倒れないで側方に張り出し、
耳介の内側の張り出しがほとんどない耳のことです。
向かいあう人から、耳がよく見え、目立つようになります。
通常は、耳は頭に対して約30度の角度でついています。
「立ち耳」というのは、この角度が40度以上になっている場合です。
この「立ち耳」の原因は、耳の軟骨が未発達であることです。
遺伝によるものも大きいです。
耳の軟骨が耳を頭のほうに寝かせる働きをしますが、
未発達であるために、逆に耳を前に押し出してしまうのです。
日本では、「立ち耳」と言ってもあまり、ピンと来ない人が多いのですが、
外国では「サタンの耳」と言って嫌われる傾向があり、
盛んに治療が行われています。
女性にとっては、髪の毛で隠そうとしても目立ってしまい、
深刻な悩みになっています。
また、マスクやメガネをかけにくいということもあります。
この「立ち耳」は手術をすることによって直すことが出来ます。
形成外科で手術をすれば、保険が適用され、片耳で3万円くらいです。
美容整形で手術をする場合は、保険は適用されず、
片耳で15万から20万円になります。
美容整形の場合は、治療と整形を兼ねています。
手術の方法は、耳介の裏側切開し、耳の軟骨を処理をします。
傷跡は耳の裏側になるので、殆ど分かりません。
手術はたいていの場合、局所麻酔で行なわれ、
時間は一時間くらいです。
一週間後には抜糸できます。